来週のNY原油:50%が上昇予想、寒波で燃料需要増-BN調査

来週のニューヨーク原油先物相場 は、上昇しそうだ。寒波でヒーティングオイル(暖房油)の需要が増 え在庫が減少するため。

ブルームバーグ・ニュースがアナリストを対象に実施した調査で は、回答者42人中21人(50%)が、来週の原油先物相場が上昇する と予想。下落を予想したのは12人(29%)で、9人がほぼ変わらずと 回答した。前週の調査では40%が下落を予想した。

米エネルギー省が3日発表したリポートによると、1月29日で終 わった週まで4週間のヒーティングオイルとディーゼル燃料を含む留 出油の需要は0.8%増の日量371万バレル。在庫は0.6%減の1億5650 万バレルだった。

燃料供給が減少すると原油を精製する利ざやが増える傾向がある。 先物価格に基づくマージン(クラックスプレッド)は11日、4.1%低 下し6.474ドルだった。11月出荷の原油は3バレルのうち2バレルが ガソリンに、1バレルがヒーティングオイルに精製された。11日のス プレッドは昨年11月20日以来の低水準。

エネルギー・コンサルタント会社、プレステージ・エコノミクス (テキサス州)のジェイソン・シェンカー社長は「留出油の需要堅調 が続ければスプレッドは拡大し、原油価格を多少引っ張る」と述べた。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物相場3月限は 今週4.09ドル(5.7%)上げ、11日は75.28ドルで引けた。前年同期 比では2倍超上昇している。

2004年4月の調査開始以後、原油相場がアナリストの予想通りの 値動きを示した割合は47%。

ブルームバーグは石油アナリストとトレーダーを対象に毎週木曜 日に翌週の原油価格について、上昇、下落、ほぼ変わらずの見通しを 問う調査を実施している。

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