武富士:4-12期197億円の黒字転換-注記で初の「継続疑義」

消費者金融大手武富士の2009年4 -12月期の連結純損益は、197億円の黒字に転換した。前年同期は「過 払い」利息返還請求に備えた引当金の積み増しなどで、2144億円の大幅 赤字だった。通期見通しに対する達成率は100%を超えたが、「事業環境 が不透明」として従来予想の130億円を据え置いた。

12日に東証で開示した。営業収益は貸付金残高の減少などにより、 前年同期比35.2%減の953億円となった。一方、前年同期に2144億円 を計上した引当金の繰り入れがなかったこともあり、営業損益は274億 円の黒字(同1809億円の赤字)に転じた。

決算書によると、「資金調達が極めて厳しい状況が継続している」 として、「継続企業前提の疑義注記」が付いた。同注記は初めて。不動 産や債権を活用した借り入れなどに向け対象資産の確定や価格交渉を 行っているが、覚書の締結など明確な合意に至っていないため注記に至 ったとしている。

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