トヨタ元弁護士の機密文書公表に仮差し止め命令-米転覆事故訴訟関連

トヨタ車の米転覆事故をめぐる 訴訟でトヨタ自動車が証拠を隠滅したとして昨年米国で同社を相手 取る訴えを起こした元トヨタ社内弁護士ディミトリオス・ビラー氏 に対し、保有する機密文書の公表を禁じる仮差し止め命令が出され た。

ビラー氏の代理人、ジェフリー・アレン弁護士が10日、電話取 材で明らかにしたところによれば、ビラー氏とトヨタの和解調停を 担当している元判事が、ビラー氏が保有する文書の公表を禁じる部 分的仮差し止め命令を下した。トヨタは、同文書の提出ないし文書 のリスト提供をビラー氏に命じるよう求めたが、元判事はこれを拒 否したという。

ビラー氏は昨年7月、トヨタがスポーツ型多目的車(SUV) の転覆事故をめぐる300件余りの訴訟で、工学・検査に関する重要 証拠を隠滅したとして連邦裁判所に提訴した。

トヨタ米販売部門の広報担当、マイク・ミシェルズ氏は10日、 電話取材に対し、「われわれはこの決定に満足している」と述べたが、 それ以上のコメントは控えた。

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