1月の米住宅差し押さえ、11カ月連続30万件超-リアルティトラック

米リアルティトラックが11日発表 した1月の米住宅差し押さえ手続き開始件数は前年同月比15%増加 し、11カ月連続で30万件を超えた。住宅ローンの返済条件緩和プロ グラムが実施されているが、返済が滞っている借り手の救済には必ず しも役立っていない。

デフォルト(債務不履行)関連データの販売を手掛けるリアルテ ィトラックによると、デフォルトないし競売、差し押さえの手続き開 始件数は計31万5716件に上った。これは409世帯に1世帯の割合だ。 ただ、前月比では10%減少した。

リアルティトラックは先月、今年の差し押さえ件数が過去最悪の 300万件に増加する可能性があると指摘した。財務省によると、オバ マ政権の住宅ローン返済条件緩和に関するプログラムは2012年まで に400万件を目標としているが、恒久的な条件の変更を認められたの は昨年末時点で約6万6000件にとどまっている。

バークレイズ・キャピタルの米国担当エコノミスト、ミシェル・ マイヤー氏(ニューヨーク在勤)は「条件の緩和措置がうまくいかな いのはほぼ避けられない。今後数カ月は差し押さえの増加ペースが加 速するはずだ」と述べた。

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