豪中銀総裁:利上げ休止の継続は困難か-国内雇用市場の力強さで

オーストラリア準備銀行(RBA、 中央銀行)のスティーブンス総裁にとって、国内雇用市場の力強さが 利上げの休止継続を一段と困難にさせる可能性がある。

11日発表された1月の豪雇用者数は前月比5万2700人増と、ブ ルームバーグ・ニュースが集計したエコノミスト21人の予想中央値 (1万5000人)の3倍余りに達した。失業率は5.3%と11カ月ぶり の低水準となった。

シドニー先物取引所の銀行間金利先物を基にブルームバーグが算 出したところでは、現地時間11日午後4時3分(日本時間同2時3分) 時点で、RBAが3月2日の次回金融政策決定会合で政策金利を0.25 ポイント引き上げて4%にする確率は46%。雇用統計発表前は24%だ った。

コモンウェルス銀行のシニアエコノミスト、クレーグ・ジェーム ズ氏は「雇用情勢の引き締まりは事実であり、経営者にとっては潜在 的な従業員の賃上げ圧力だ」と語った。同氏は来月利上げする確率を 約5割とみている。

ブルームバーグが集計したエコノミスト予想では、17人中8人が 3月に政策金利を0.25ポイント引き上げるとし、6月末まででは全員 が利上げを見込んでいる。

スティーブンス総裁は先週、市場の予想に反して政策金利を

3.75%に据え置くことを決定。これまでの一連の利上げの影響を見極 めるための情報が引き続き限定的だと説明した。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE