雪まいたけ株が反発、大和ハウスと資本業務提携-新展開に期待感

きのこ大手の雪国まいたけ株が一 時、前営業日比3.3%高の445円と反発。10日に大和ハウス工業と資 本業務提携で合意し、海外でのきのこ生産販売事業や循環型農業団地 構想など新事業の推進が期待された。

大和ハウスは今回の提携を機に、雪まいたけが実施する第三者割 当による自己株処分を引き受け、4.61%を出資する。取得額は7億 7900万円となる見込み。両社は、人材交流や販路情報の紹介などを行 うほか、中国など海外できのこ生産・販売事業を共同展開する方針。 また、雪まいたけが標ぼうする「循環型農業団地構想」の推進で協力 し合う。

コスモ証券投資調査部の西川裕康シニアアナリストは「正直、提 携の狙いが良く分からないが、両社とも経営基盤が頑丈な上、両経営 トップとも明確なビジョンを持っている点も似ており、何か想像もつ かないような新しい仕事が待っている可能性もある」と指摘、期待し ながら見守りたいと話した。

大和ハウス広報担当の松田英次氏は、「当社が取り組む『農業の工 業化』で先進的な動きを見せる雪国まいたけ社と組めたことで、より 農業で新しい価値を創造できる」と説明、具体的な中身は今後両社で 詰めるという。大和ハウス株は一時1.6%高の973円まであった。

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