米GE、三菱重工業に対する新たな特許侵害訴訟-風力発電関連で

風力発電に使うタービン製造で 米最大手のゼネラル・エレクトリック(GE)は、三菱重工業を相 手取る新たな特許侵害訴訟を起こした。GEは敗訴した過去の訴訟 についても上訴する方針だ。

米ダラス連邦地裁にGEが11日提出した訴状によると、三菱重 工業は特許2件を侵害している。1件はローターの重さを支える基 盤のフレームに関連するもので、もう1件は電圧が下がってもター ビンを電力網に接続し続ける方法に関するもの。GEは同社の特許 使用差し止めに加え、賠償金支払いを求めている。

GEの広報担当ダン・ネルソン氏は発表文で、「GEは風力関連 で米特許を148件取得している」とした上で、「三菱重工業の特許は これを大幅に下回る。三菱重工業の2.4メガワット級の風力タービ ンが複数の分野でGEの既存の特許を侵害しているとわれわれは考 えている」と説明した。

米国際貿易委員会(ITC)は1月8日、三菱重工業はGEの 他の5件の特許を侵害していないとの最終決定を下したが、GEは この決定についても上訴すると表明した。GEは三菱重工業が製造 したタービンの輸入差し止めを求めていた。

ITCの案件を担当した三菱重工業の弁護士、ロジャー・テー ラー氏は新たな訴状を分析するまでコメントできないと語った。

今回の訴えでは、テキサス州サンアンジェロの風力発電地帯、 ゴートマウンテンに導入された三菱重工業製タービンが言及されて いる。

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