米欧企業の社債保証コスト低下-EU首脳がギリシャ支援に合意で

11日のクレジット・デフォル ト・スワップ(CDS)市場で、米国と欧州の企業の社債保証コス トを示す指標が低下した。欧州連合(EU)首脳会合がギリシャの 財政危機について支援で合意したことが影響した。ただ、合意のよ り詳細な情報が市場で待たれるなかで、欧州の低格付け企業の社債 保証コストは上昇した。

バークレイズ・キャピタルによれば、北米の投資適格級企業 125社で構成するマークイットCDX北米投資適格指数(シリーズ 13)のスプレッドはニューヨーク時間午後零時45分(日本時間12 日午前2時45分)現在、1.5ベーシスポイント(bp、1bp=

0.01%)低下の約100bp。JPモルガン・チェースによると、投 資適格級の欧州企業125社で構成するマークイットiTraxx欧 州指数は0.5bp低下の87.25bp。

EU首脳はギリシャに財政赤字の抑制を命じる一方で、必要に 応じて「断固かつ連携した措置」を取ると表明した。ただ、年間の 国内総生産(GDP)を上回る債務負担に対するギリシャの取り組 みを手助けする具体策を提供するには至らなかった。

テネンボーム・キャピタル・パートナーズの主任投資ストラテ ジスト、マービン・バース氏はブルームバーグテレビジョンとのイ ンタビューで、「多くの疑問があり、その答えを待つ必要があるだ ろう」と語り、「特に問題なのは、可能とみられる支援なら何でも 受けるために、ギリシャがいかなる試練を課されるかだ」と指摘し た。

CMAデータビジョンによると、ギリシャに関するCDSスプ レッドは4bp低下の352bp。

JPモルガン・チェースによると、主に高リスク・高利回りの 欧州50銘柄のCDSスプレッドで構成するマークイットiTra xxクロスオーバー指数は4bp上昇の476bp。

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