NY金:上昇、EU懸念でユーロの代替投資として買い-1094.70ドル

ニューヨーク金先物相場は上昇。 上げ幅はここ約1週間で最大となった。景気回復の兆しを手掛かり に商品への需要が増したほか、ギリシャの財政赤字が拡大するとの 懸念を背景に、ユーロに代わる投資先として金が買われた。

金とドルはいずれも上昇。欧州連合(EU)首脳会合は財政問 題解決に向けてギリシャを支援することで合意したが、具体的な支 援内容を提示するには至らなかった。また、オーストラリアと中国 の経済統計が両国の景気回復を示唆する内容となったことで、銅を 中心に非鉄金属が金属が上昇した。

MFグローバル傘下のリンド・ウォルドック(シカゴ)の市場 担当シニアストラテジスト、アダム・クロプフェンスタイン氏は、 「金はほかのすべての商品と並行して上昇している」と指摘。景気 に対する楽観的な見方から、「この日は全般的なリスク志向が市場 に戻ってきたことで、投資家が金を求めた」と語った。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)COMEX部門の金先 物4月限は前日比18.40ドル(1.7%)高の1オンス=1094.70ドルで 取引を終了した。

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