FRB:MMF業界と協議、資金吸収で協力を要請

米連邦準備制度理事会(FRB) は金融システムから資金吸収で、短期証券投資信託(MMF)業界 の協力を得るため複数のMMFと協議している。

FRBは規模3兆2000億ドルのMMF市場に注目している。 バークレイズ・キャピタルの短期市場アナリスト、ジョゼフ・アベ ート氏の見積もりによると、FRBと直接取引するプライマリーデ ィーラー(政府証券公認ディーラー)18社の資金吸収力は約1000 億ドルに限られていることがその理由。

金融危機のあおりで投資対象となる安全資産の供給が減った ことを背景に、MMFはFRBと取引する機会を歓迎する可能性が ある。こうした資産への需要の一例として、財務省短期証券の入札 が挙げられる。ブルームバーグのデータによると、1カ月物Tビル 入札の今年の平均応札倍率は5.47倍。昨年の平均は3.77倍だっ た。1カ月物Tビルの利回りは5ベーシスポイント(bp、1bp =0.01ポイント)と、1年前の20bpから低下した。

フェデレーテッド・インベスターズの最高投資責任者(CIO)、 デボラ・カニンガム氏は「多くの信用関連ニュースがあるが、FR Bや政府と行動を共にする選択肢により一部のリスクが取り除か れる」と指摘。その上で、FRBとの話し合いは「かなり前向きの ようだ」と述べた。さらに、FRBとMMF業界は年末までにオペ を実施する段階まで達するだろうと続けた。

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