中国のインフレ緩和は一時的、6月末には3.6%に加速へ-BN調査

中国の1月の消費者物価指数(C PI)伸び率が鈍化したことは、同国の政策当局者にとり気休めに 終わるかもしれない。11日に発表された同月の不動産価格は大幅上昇 し、新規融資は急増した。

中国国家統計局が11日に発表した1月のCPIは、前年同月比

1.5%上昇と、12月の1.9%上昇から上昇率が低下。食品価格の伸び 減速が影響した。ブルームバーグ・ニュースがエコノミストを対象に 実施した調査の中央値では、6月末までにインフレ率が3.6%に加速 すると見込まれている。

SJSマーケッツのチーフ投資ストラテジスト、ダリウス・コワ ルチック氏(香港在勤)は「今回のインフレ緩和は一時的なものだ。 消費者物価の伸びは2月から再び加速し始め、8月に6%前後でピー クに達するだろう」と予想した。融資の伸びや原料コスト、不動産価 格の上昇だけでなく、2009年が低い比較対象となることを理由に挙げ た。

1月の70都市の不動産価格はこの1年9カ月で最も大幅な伸び となった。また、同月の新規融資は1兆3900億元(約18兆3000億 円)に急増し、前の3カ月の合計を上回った。コワルチック氏による と、人民銀はすでに預金準備率を引き上げ、住宅ローンを抑制し、融 資の伸びが2009年を下回ることを目標にしていることから、早けれ ば3月にも利上げを実施する可能性がある。

--Li Yanping, Kevin Hamlin. Editors: Paul Panckhurst, Jennifer Freedman.

参考画面: 翻訳記事に関する翻訳者への問い合わせ先: ニューヨーク 名子 知子 Tomoko Nago-Kern +1-212-617-2407 tnagokern@bloomberg.net

Editor:Shigeru Chiba 記事に関する記者への問い合わせ先: Li Yanping in Beijing at +86-10-6649-7568 or yli16@bloomberg.net 記事に関するエディターへの問い合わせ先: Chris Anstey at +81-3-3201-7553 or canstey@bloomberg.net

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