英国債:上昇、英中銀総裁が債券購入拡大を示唆-10年債利回り3.93%

英国債相場は上昇。イングラン ド銀行(英中央銀行)が景気見通しを下方修正したほか、キング総 裁が債券買い取りプログラムの拡大を示唆したことが背景にある。

英中銀はこの日発表した四半期物価報告で、インフレ率が

3.3%前後でピークに達した後に0.9%まで鈍化し、2%の中銀目標 を下回る水準にとどまるとの見通しを示した。キング総裁は同報告 発表後にロンドンで記者団に対し、債券買い取りがもはや必要では ないと「判断するにはあまりにも時期尚早だ」と述べた。10年債利 回りは一時、3週間ぶり高水準を付けていたが、低下に転じた。

モニュメント・セキュリティーズのストラテジスト、マーク・ オスワルド氏(ロンドン在勤)は、資産買い取りプログラムが延長 される可能性をキング総裁が示唆したことから「市場関係者は大き な安心感を得た。英中銀はまだこの選択肢を閉ざしていない」と語 った。

ロンドン時間午後4時48分現在、10年債利回りは前日比4ベ ーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の3.93%。一時は先 月21日以降で初めて4%を突破した。同国債(表面利率4.5%、 2019年3月償還)価格は0.28ポイント上げ104.33。2年債利回り は10bp低下の1.12%と、10月1日以降で最大の下げとなった。

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