英中銀のキング総裁:「特別流動性スキーム」は延長しない

イングランド銀行(中央銀行) のキング総裁は、「特別流動性スキーム(SLS)」を延長しないと言 明した。バランスシート改善に向け既に増資を実施した銀行にとって 不利になるためと説明した。SLSは不良証券を銀行が国債と交換で きる制度。

キング総裁はロンドンでの記者会見で、増資を実施した銀行が 「不利な立場に置かれるべきではない。こうした金融機関は支援を待 つのではなく、借り入れコストが高い今の時期に市場でわざわざ資金 調達を実施したからだ」と述べた。その上で、「SLSの延長はない」 と続けた。

イングランド銀行はSLSのプログラムを1月30日に終了した。 交換した不良証券は最大3年間保有する。

キング総裁は、3年間という期間は「十分過ぎるくらいだ」と指 摘。銀行は今後、バランスシート改善に向け投資家から資金調達する 手段を模索する必要があり、既に増資を実施した金融機関は「評価」 されるべきだと語った。

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