英中銀:GDP見通し引き下げ、インフレは目標下回る見込み

イングランド銀行(英中央銀行) は経済成長率見通しを下方修正した。さらに、インフレ率は中銀目標 の2%を下回るとの見通しを示した。緊急景気対策として導入した資 産購入プログラムを再開する必要がある可能性を示唆した。

英中銀は10日発表した四半期インフレ報告で、2011年4-6月 (第2四半期)の国内総生産(GDP)が前年同期比で約3.2%増加 するとの見通しを示し、従来予測の約4%増から引き下げた。インフ レ率については、3.3%前後でピークに達した後に0.9%まで鈍化し、 2%の目標を下回る水準にとどまると予想している。

英中銀は報告で「金融政策委員会(MPC)は、成長がやや弱い 公算が大きい半面、下振れリスクの一部は昨年11月よりも小さいと 判断した」と説明し、「インフレ率は予想の期間の大半において目標を 下回る確率が半分を超えるものの、同期間末までにリスクはほぼ均衡 するだろう」との見通しを示した。

英中銀の見通しはファンチャートとして公表され、現行0.5%の 政策金利が10年10-12月(第4四半期)に平均1%となり、11年 10-12月期に2.5%となっていることを前提としている。

英中銀はまた、同国経済が「緩やかな回復」の方向にあるとの見 解をあらためて示した。

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