アジア株:続伸、ギリシャ懸念の緩和で-リオ・ティントや日産が高い

10日のアジア株式相場は続伸。ギ リシャが財政赤字の削減に取り組む上で、欧州諸国が同国を支援する との観測から、ギリシャのデフォルト(債務不履行)が世界経済の回 復を損なうとの懸念が緩和した。

世界3位の鉱山会社、英豪系リオ・ティントは1.4%高。鉱山株 の上げを主導した。同業最大手BHPビリトンの純利益がアナリスト 予想を上回ったことが好感された。日本たばこ産業も上昇。同社は利 益見通しを上方修正した。日産自動車は連結純損益予想を赤字から黒 字に上方修正、これを手掛かりに買われた。重機のコマツも値上がり。 昨年12月の機械受注は3カ月ぶりに増加となった。ただ、中国の1月 の輸出と貿易黒字がエコノミスト予想を下回り、株式相場は上げ幅を 縮小した。

コロニアル・ファースト・ステート・グローバル・アセット・マ ネジメントの投資市場調査責任者、スティーブン・ハルマリック氏(シ ドニー在勤)は「ギリシャ問題で前向きの決断が下されることを市場 は期待している」と指摘。「欧州企業の業績は、回復の勢いが増してお り、コスト削減が実を結びつつあることを裏付けている」と語った。

MSCIアジア太平洋指数は、日本時間午後3時27分現在、前日 比0.2%高の114.95。上昇銘柄と下落銘柄の割合は5対3。日経平均 株価は前日比31円9銭(0.3%)高の9963円99銭で取引を終えた。

-- With assistance from Masaki Kondo in Tokyo. Editors: Darren Boey, Sam Waite

--* 参考画面: 翻訳記事に関する翻訳者への問い合わせ先: 東京 若林 有紀 Yuki Wakabayashi +81-3-3201-2263 Ywakabayash1@bloomberg.net 記事に関する記者への問い合わせ先: Shani Raja in Sydney at +61-2-9777-8652 or sraja4@bloomberg.net; Toshiro Hasegawa in Tokyo at +81-3-3201-8361 or thasegawa6@bloomberg.net 記事に関するエディターへの問い合わせ先: Darren Boey at +852-2977-6646 or dboey@bloomberg.net

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