キリンHD:三宅副社長が社長に昇格、「M&Aに積極的」(update1)

国内食品最大手のキリンホールディ ングスは、三宅占二副社長(62)が社長に昇格する人事を内定した。中期 計画の初年度にあたり経営体制を一新して計画の実行を推し進める。

東証で10日開示した資料によると、加藤壹康社長は代表権のない会 長に就任する。また古元良治常務に代表権が付く。いずれも3月26日開 催の定時株主総会とその後の取締役会を経て正式に就任する。

東証で会見した三宅次期社長は「中期計画は前倒しで達成したい」と 述べた。中計では営業利益で2012年に1880億円(2009年実績は1284億 円)を目指している。三宅氏はまた企業の合併・買収(M&A)について、 「いい案件があれば積極的に手を打っていく」とも述べた。

加藤社長はサントリーの佐治信忠社長と進めた経営統合交渉が8日に 決裂したばかり。この点について記者会見に同席した加藤社長は「交代の 話はサントリーの件とは関係がない」と語った。

●三宅占二(みやけ・せんじ)氏の略歴:1948年東京都生まれ。70年慶 応義塾大学卒、キリンビール入社、93年ハイネケン・ジャパン副社長、 2002年取締役、2004年常務、2009年副社長、2010年3月社長就任予定

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