投資家の株式相場見通し、米など世界中で悪化-ブルームバーグ調査

株式相場の先行きに対する投資家 心理が、米国を中心に世界中で悪化した。ギリシャとスペイン、ポル トガルが財政赤字削減に苦しむとの観測に加え、1月30日終了週の米 新規失業保険申請件数が予想に反して増加したことなどが背景。

ブルームバーグ・プロフェッショナル・グローバル信頼感調査に よれば、株式相場に関する楽観的な見方は調査対象の10カ国すべてで 低下した。米国株の指標、S&P500種株価指数についてのセンチメ ントを表す指数は34%低下して35.62となり、2007年11月の調査開 始後で最大の低下となった。

同指数は50を下回ると、投資家が今後6カ月に株価が下落すると 予想していることを示す。調査は2月1-5日にブルームバーグ端末 ユーザー1994人を対象に実施した。

調査に答えたイベリアン・エクイティーズ(マドリード)の共同 ストラテジスト、フランシスコ・サルバドール氏は「投資家心理が明 らかに悪化に転じた」と指摘。「銀行規制案に加え、一部諸国がデフォ ルト(債務不履行)に陥る可能性が強まり、株式関連のリスクが高ま った」と語った。

先進23カ国の企業株で構成されるMSCI世界指数は、1月14 日に付けた1年3カ月ぶり高値から8.3%下げている。S&P500種は 4週続落しており、昨年7月以降で週間では最長の下落局面となって いる。

日本とスペインについてのブルームバーグ指数は20%余り低下 し、それぞれ50.36と35.34となった。調査対象10カ国の中では、ス ペインの指数が最も低かった。ドイツの指数は5%低下して50.66と なったが、10カ国中で最も小幅な下げにとどまった。

ブラジルは13%低下し68.53となったものの、調査対象国の中で は引き続き最も高い水準。英国は20%低下の44.71、フランスは8.3% 低下の53、イタリアは11%下がって55.56、スイスは18%低下の50.22 だった。メキシコは8.1%低下し60.89。

-- With assistance from Alexis Xydias in London, John Detrixhe and Craig Trudell in New York, Brian Parkin in Berlin and Jonathan Stearns in Strasbourg, France. Editors: Nick Baker, Chris Nagi

--* 参考画面: 翻訳記事に関する翻訳者への問い合わせ先: 東京 若林 有紀 Yuki Wakabayashi +81-3-3201-2263 Ywakabayash1@bloomberg.net Editor: Fumihiko Kasahara, Akiyo Kinoshita 記事に関する記者への問い合わせ先: Whitney Kisling in New York at +1-212-617-7904 or wkisling@bloomberg.net 記事に関するエディターへの問い合わせ先: Nick Baker at +1-212-617-5919 or nbaker7@bloomberg.net

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