米MBA住宅ローン申請指数、前週比1.2%低下-購入指数が落ち込む

全米抵当貸付銀行協会(MBA) が10日発表した先週5日終了週の住宅ローン申請指数(季節調整済 み)は前週比1.2%低下した。購入指数の落ち込みが響いた。

MBAによれば、住宅ローン申請指数は613.1(前週620.7) に低下した。同指数を構成する購入指数は221.2で、前週の237.8 から7.0%低下。一方、借り換え指数は2893.9と、前週の2854.8 から1.4%上昇した。

住宅販売は、初回購入者向け税控除措置の当初期限だった昨年 11月を過ぎると落ち込み、市場の安定化が政府支援に依存していた ことが示唆された。同措置は6月まで延長されたものの、米連邦準 備制度理事会(FRB)の住宅ローン担保証券(MBS)購入プロ グラムが3月に終了した後は住宅ローン金利に上昇リスクがあり、 需要は鈍化がさらに進む可能性がある。

ムーディーズ・エコノミー・ドット・コムのシニアエコノミス ト、ライアン・スウィート氏は統計発表前に、「住宅市場の回復を示 す証拠はまだない。あるのは市場の安定性が増している兆候だけだ」 と指摘。「ローン金利が一段と上昇し始める前に借り換えを急ぐ動き がある」と説明した。

MBAによると、住宅ローン30年物固定金利は平均で4.94% と前週の5.01%から低下。昨年3月末には1990年の統計開始以来 の最低となる4.61%を記録した。

15年物固定金利は4.33%と前週から変わらず。変動金利型住 宅ローンの1年物金利は6.68%と、前週の6.70%から低下した。

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