【テクニカル分析】金相場、1025ドルまで下落の可能性-コメルツ銀

ドイツのコメルツ銀行のテクニカ ル分析によると、4週間にわたる金の下落相場は今後も続き、1オンス 当たり1025ドルまで下げる可能性がある。

添付のチャートは、2008年10月以降の上昇に沿って引かれたト レンドラインを金相場が下回っていることを示す。2番目のチャート は、相場が昨年12月に1074ドルの安値を付けたことを示す。コメルツ 銀は、トレンドラインから見てこの水準が「重要な抵抗線」になるとみ ている。

コメルツ銀のテクニカルストラテジスト、アクセル・ルドルフ氏 (ロンドン在勤)は9日のリポートで「上昇のトレンドラインである

1077.30ドルをいったん下回れば、昨年10月の安値と9月の高値に当 たる1025ドル近辺まで下落するはずだ」と指摘。「過去2カ月間の抵 抗線である1116.80ドルと55日移動平均値である1125.77ドルを予想外 に超えた場合のみ、当社のテクニカル分析から導いた中立から弱気の見 通しが否定されることになるだろう」としている。

金相場は週間ベースで過去4週間続落。財政赤字の拡大が欧州の景 気回復を抑制するとの見方を背景にドル相場が上昇したため、5日には 3カ月ぶりの安値である1044.85ドルまで下げた。

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