英バークレイズ:日本の投資銀行本部長、須長英明氏退任へ

英金融大手バークレイズで、日本で の投資銀行本部長を務める須長英明氏が退任する見通しとなった。2009 年1月にバークレイズ・キャピタル証券にマネージング・ディレクター として入社した須長氏は、約1年で退社することになる。複数の関係者 が10日明らかにした。

須長氏(48)は野村ホールディングスに約20年間勤務し、欧州イン ベストメント・バンキング部門長を務めた後、バークレイズに入った。 須長氏の退社理由や時期について明らかになっていない。

須長氏は、経営破たんしたリーマン・ブラザーズの米国部門をバー クレイズが買収後、日本での投資銀行業務の立ち上げを模索していた時 期に野村を退社し、その後、移籍した。バークレイズでは株式引き受け などのコーポレート・ファイナンスとM&A(企業の合併・買収)業務 を統括していた。

三井住友FGの公募増資

バークレイズは08年にリーマンの米部門買を収後、日本株関係の セールスやリサーチ部門で約100人を主にリーマン出身者から採用。須 長氏は09年3月のインタビューで、日本にはビジネスチャンスがある とし、向こう約2年で投資銀行業務の人員を約80人に倍増する方針を 表明していた。

ブルームバーグ・データによれば、バークレイズは現在、日本企業 の株式関連の引き受けランキングで3位。約9700億円に上る三井住友 フィナンシャルグループの普通株公募増資などを手掛けた。須長氏の退 任はこうした中での出来事となる。

バークレイズの林原麻里子広報担当はコメントを控えている。

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