シマノ株は1年3カ月ぶり上昇率、自転車部品回復で今期大幅増益へ

自転車製品に強みを持つシマノ株 が一時、前日比11%高の3820円と急反発。2008年11月5日(14.4% 高)以来、約1年3カ月ぶりの日中上昇率を記録した。自転車部品を 中心に輸出出荷額が回復、今期は大幅増益が可能と見込んでおり、業 績の急回復を期待する向きから買いが入った。

シマノが9日の取引終了後に公表した今期(2010年12月期)業 績見通しによると、連結営業利益は前期比46%増の300億円を計画。 自動車部品事業の売上高が同11%増の1610億円に伸長、釣り具は同

5.7%増の430億円に回復すると見込む。また、経費抑制なども進める。

コスモ証券の大西等シニアアナリストは、「前期に敬遠された自転 車部品の高級モデルの需要が本当に回復するのかどうかがポイント」 と指摘、世界的な景気動向こそがシマノの業績を左右すると話す。た だ、会社計画ベースで株価収益率(PER)16倍の現状株価について、 大西氏は「2月上旬の3400円がチャート上の底値となっており、ここ から大きく下がるイメージはない。今後は業績を確認しながら、基本 的には上がっていく方向にある」との見方を示していた。

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