ギリシャ:パパンドレウ首相の取り組み正念場-きょう労組がスト

膨張する財政赤字に歯止めをかけ ようとするギリシャのパパンドレウ首相の力量は10日、労働組合の ストで学校や病院が閉鎖され、航空輸送が停止するなかで試されるこ とになる。

約60万人の公務員が加盟する公務員労組(ADEDY)による 24時間ストにより、航空管制官や民間航空の従業員が職場を離れるた めに領空は事実上、閉鎖となる。ギリシャ最大の空港、アテネ国際空 港の広報担当者が電話で語ったところによると、国際便と国内便の約 483便が欠航となる。

首相は公務員の賃金凍結や福利厚生削減を計画しており、11日に サミット(首脳会合)を開く欧州連合(EU)首脳は財政赤字削減が 進ちょくした場合、ギリシャに支援を実施する可能性を示唆している。 ユーロ圏16カ国の財政赤字が市場で材料視されるなかで、ギリシャ と南欧の債券相場は下落している。

シティグループ・グローバル・マーケッツのエコノミスト、ギア ダ・ギアニ氏(ロンドン在勤)は「心配なのは、ストが一回限りなの か、経済の他の分野も巻き込んだ長期にわたるストの第一波になるか だ」とし、「政府の意思に影響が出るかどうかは、長期のストが実施さ れるまでは分からないだろう」と述べた。

ADEDYは、民間部門で最大の労組、ギリシャ労働総同盟(G SEE)が24時間ストを実施する24日にも公務員のストを呼び掛け る可能性がある。

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