東芝:フラッシュ増産計画、詳細は未定-年内には時期決定

東芝が三重県四日市のNAND型フ ラッシュメモリー工場の新棟建設を再開し、2010年度から3年間で計 約8000億円を投資するとの10日付日本経済新聞朝刊の報道について、 同社広報担当の新庄憲氏は「増産計画については今年中に着工時期を決 める予定だが、投資額や時期などは未定」とコメントした。

半導体国内最大手の東芝は08年2月、四日市と岩手県北上市で計 1兆7000億円を投じて同メモリー増産投資を行い、世界首位を目指す と表明した。09年春に着工し10年に量産を開始するとしていたが、そ の後の世界的な不況で一時凍結していた。

日経によると東芝の建設再開は同メモリーの需要拡大と価格上昇 が背景。早ければ11年春の稼働を目指し、月産能力を現在の約2倍に 高めるという。

みずほインベスターズ証券の石田雄一アナリストは、スマートフォ ン向け同メモリー需要の高まりなどから、増産自体は「ポジティブ」だ とコメント。一方で、日経が報じた再開日程が事実としても、タイミン グがもう少し早ければ良かったのではないかとし、「業績が最も悪い時 期に再開を意思決定し、おそるおそる増産を行う」方が効率的だったと 指摘した。

10日の東芝の株価は1月28日以来9営業日ぶりに反発し、一時、 前日比15円(3.6%)高の434円に上昇。午前10時15分現在の売買金 額は203億円と上場株式中で2位となっている。

-- Editors: Chiaki Mochizuki    Takeshi Awaji

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