IMF:今年は景気刺激策を維持する必要ある-理事会向け資料

国際通貨基金(IMF)は世界経済 の回復について、大半の国々が今年、景気刺激策を解消できるほど力 強くないとの見方を示した。理事会向けにスタッフが準備した資料で 指摘した。

ブルームバーグニュースが入手した1月19日付の資料は「過去 の尺度に照らすと、少なくとも先進国では依然として回復は活気を欠 いている」との見解を示した。理事会は8日にこの資料の内容を討議 する予定だったが、ワシントンにあるIMF本部は悪天候のため閉鎖 となった。

資料は「財政・金融の刺激策は2010年もかなりの間は維持する 必要があるだろう。期待通りの進展があったとしても、解消を開始で きるのは2011年ではないかとみられる」としている。

また、国によって回復のペースにばらつきがあることから、「刺激 策の解消に当たってはさまざまな対応が求められることになる。それ は逆に、マクロ経済運営面にリスクが波及し、難問を突き付ける可能 性がある」と説明した。

政策担当者に対しては、「首尾一貫して信頼性があり、明確な意思 疎通が図られた」出口戦略を求めた。

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