トヨタ従業員23人、ワシントンでロビー活動-公聴会開催に合わせて

アレシア・マードックさんは米ウ ェストバージニア州バファローにあるトヨタ自動車の工場で11年間、 トランスミッションの生産に携わってきた。その彼女が9日に新しい 仕事を得た。ロビイストだ。

マードックさんは、トヨタ車の急加速問題に伴うリコール(無料 の回収・修理)の議会公聴会を前に議員事務所を訪問する23人のトヨ タの米国従業員の1人。

トヨタは日本のメーカーだがリコールや調査で影響を受ける従業 員の多くは米国人であることを議員に再認識させたいと、彼女は言う。 「自社製品を支える。多少の後退はあったかもしれないが、われわれ はより強くなるつもりだ」。

米議会では少なくとも3つの委員会が、トヨタのリコール問題で 公聴会を予定している。

トヨタ広報担当のマーサ・ボス氏によれば、同社は工場を置く米 国内の8州からワシントンへ人員を派遣し、その費用を負担した。10 日に予定されていた最初の公聴会の前日に合わせた派遣だったが、吹 雪のため開催は24日に延期された。

トヨタは今やワシントンで業界最大級のロビー活動を行う自動車 メーカーとなっている。米上院の開示した資料によると、トヨタのワ シントンでのロビー活動費は1999年には68万5684ドル(約6160万 円)だったが、2009年には520万ドルと7倍余りに拡大し、米ビッグ 3の一角、クライスラー・グループ(380万ドル)を初めて上回った。 日産自動車やホンダの支出よりも多い。

ゼネラル・モーターズ(GM)の昨年は860万ドル、フォード・ モーターは700万ドル。ただ1999年からの伸び率でみるとGMの48%、 フォードの67%に対し、トヨタは約660%と急増している。

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