パナソニック:今年度国内シェア5割狙う、37型以上の3Dテレビ

プラズマテレビ世界最大手のパナソ ニックは映像が立体的に見える3次元(3D)対応テレビについて、37 型以上の大画面サイズ市場で2010年度に国内シェア5割を狙う。

同社デジタルAVCマーケティング本部の西口史郎本部長は9日、 ブルームバーグ・ニュースとのインタビューで、10年度は日本での37 型以上などのサイズに占める3D対応テレビは約1割、50万台くらい になると予測し「先行者利得で50%のシェアを目指していきたい」と 語った。

パナソニックは国内で50型と54型の3D対応プラズマテレビ「ビ エラ」を4月23日に発売。3D対応のブルーレイディスク(BD)録 画再生機も同時に3機種投入する。3D対応テレビはソニー、東芝など も年内の投入を表明しているが、国内メーカーとしてはパナソニックが 一番乗りだ。

店頭想定価格は54型が53万円前後、50型が43万円前後。通常は 2次元(2D)で視聴し、3Dのコンテンツを見る際は専用めがねを着 用する。専用めがねは1個付くが、追加で購入する際は1万円前後にな る。西口氏によると、2Dに対する3Dの上乗せ価格は「テレビで7万 円、BDで2万円」で、買いやすい価格設定にして3Dの普及を図りた いとしている。

液晶テレビも検討

コンテンツの拡充に合わせて、「3D対応の液晶テレビも、のちの ち展開することも考えていく」と西口氏は語る。今秋には世界最大とな る152型の3D対応プラズマテレビの発売も目指す。縦約1.8メートル、 横約3.4メートルのサイズで50型テレビ9台分に相当する。高額商品 の宣伝や展示会などでの利用を見込み、業務用として販売する予定だ。

3Dは「タイタニック」で有名なジェームス・キャメロン監督の 12年ぶりの新作映画「アバター」が史上最高の興行収入を更新するな ど人気を集めており、テレビ広告でアバターとタイアップしているパナ ソニックにとっても「アバターは追い風になっている」という。パナソ ニックは日本に先駆け、3月には北米で50-65型の4サイズの3D対 応プラズマテレビを発売。欧州でも順次投入を予定しており、10年度 に米国、欧州、日本で計100万台の販売を計画している。

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