米ワシントンやNY、吹雪で公共機関や交通「まひ」-暖房油価格上昇

吹雪に見舞われた米東海岸は最大 20インチ(約51センチ)の積雪に覆われ、交通機関などが「まひ」し ている。下院は今週の採決を中止し、数百便の飛行機が欠航。長距離鉄 道アムトラックも予定通り運行されていない。

ワシントンとボルティモア一帯では、1週間足らずで2度の吹雪に 見舞われた。民間気象予報各社によると、北東部の寒気は風速毎時56 -88キロメートルの強風を伴うと予想される。ワシントンでは10-20 インチの積雪が見込まれ、連邦政府関連施設は8日から2日間にわたっ て閉鎖されている。ニューヨーク市では10-16インチの積雪が予想さ れている。

民間気象予報会社プラナリティクス(ペンシルベニア州)のエネル ギー担当の上級気象予報士、ジム・ルイエ氏は「残念ながらワシントン からフィラデルフィアにかけての地域は2度目の吹雪の影響でまひ状態 になりそうだ。今回はニューヨークも影響を免れないだろう」と指摘。 「東海岸の都市では向こう数日間、動きが取れない状況になる可能性が 高い。記録的な気象条件となることは間違いない」と述べた。

北東部の気温低下で需要が拡大するとの観測から、ヒーティングオ イル(暖房油)価格は上昇。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の 3月限終値は前日比5.18セント(2.7%)高の1ガロン当たり

1.9373ドルとなった。北東部は全米の暖房用燃料消費の約8割を占め る。

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