PIMCO:ギリシャ支援観測でポーランド債の保有拡大-ゴメス氏

債券ファンド運用最大手、米パシフ ィック・インベストメント・マネジメント(PIMCO)は、ギリシ ャが支援を受けるとの観測が強まるなか、9日にポーランド債の保有 を増やした。新興市場担当共同責任者のマイケル・ゴメス氏が明らか にした。

ゴメス氏はブルームバーグラジオとのインタビューに答え、「新興 市場ファンドでポーランド向けリスク資産を若干増やした。短期間に 大きく売り込まれたとの見方が一因だ」と説明。「ギリシャに対して何 らかの措置が講じられつつある兆候がある。基礎的に見て、われわれ はポールランドの見通しにかなり楽観的だ」と述べた。

ギリシャやスペイン、ポルトガルの財政悪化問題を受けて東欧の 高利回り債を敬遠する動きが広がり、ポーランド国債相場は過去1週 間で大幅下落した。BNPパリバによると、ポーランド国債(表面利 率5.5%、2019年10月償還)の利回りは9日、2日の6.05%に比 べて10ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)高い6.15%。

昨年リセッション(景気後退)を回避したポーランドは9日、2010 年経済成長率予想を3%と、従来の1.2%から上方修正した。同国財 務省は同日、財政赤字の対国内総生産(GDP)比を今年の推定6.9% から12年に2.9%に抑制する計画を示した。ギリシャの財政赤字の 対GDP比は12.7%。

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