ブラジル株:昨年11月以来で最大の上昇、レアル高や銀行の大幅増益で

9日のブラジル株式相場は昨年 11月以来最大の上昇。通貨高によるコスト低下期待で航空会社が 買われたほか、銀行のイタウ・ウニバンコ・ホールディングスの大 幅増益が好感されブラジル銀行などを中心に銀行株が値上がりした。

民間銀行で同国最大手のイタウの2009年10-12月(第4四半 期)決算は72%増益となった。同行株は3カ月で最大の上昇。T AM航空とGOL航空は4%を超える上昇率。欧州連合(EU)が ギリシャの財政赤字削減を支援するとの観測が浮上し、米国や新興 市場で株価が上昇した流れをブラジル株式相場も引き継いだ。

バンコ・モダルで約3億8900万ドルの運用に携わるエドゥアル ド・ロシェ氏は「ブラジル市場は海外でのセンチメントの改善に便 乗している」と述べ、「イタウは好決算を発表し、この日の注目銘 柄となった。これは、セクター全体に朗報だ」と指摘した。

ボベスパ指数は前日比2.5%高の64718.17と、昨年11月9日 以来最大の上昇。これにより、1月6日付けた1年7カ月ぶりの高 値からの下落率は8.5%に縮小した。同指数構成銘柄で値上がりは 54銘柄、値下がりは7銘柄。BM&Fボベスパ小型株指数は同

2.4%高の1130.06。通貨レアルは1.5%高の1ドル=1.8473レア ル。

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