NY原油(9日):続伸、ドルの対ユーロ相場下落で-73.75ドル

ニューヨーク原油相場は続伸。 過去1週間で最大の上げとなった。欧州連合(EU)がギリシャの 財政赤字問題で支援する可能性を示したことで、ドルの対ユーロ相 場が下げたことが買い材料となった。

原油は一時3.1%上昇。ドルが昨年6月以来の大幅安となったこ とで、代替投資先としての商品への魅力が増した。EUの行政執行 機関である欧州委員会の経済担当委員に10日付で就任するオリ・レ ーン委員は、EUがギリシャに「広義の支援を提供することは可能 だ」と述べた。

リンド・ウォルドック(シカゴ)のシニア市場ストラテジスト、 リチャード・イルチスジン氏は「この日は為替市場の動きが焦点だ った。原油はそれに追随したに過ぎない」と指摘。「市場参加者は 皆ユーロ圏で何らかの為替介入があるかどうかに注目している」と 述べた。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物3月限は前 日比1.86ドル(2.59%)高の1バレル=73.75ドルで取引を終了。一 時は74.15ドルまで上昇する場面もあった。

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