スティグリッツ氏:ギリシャのデフォルトはない-投機的な攻撃を警戒

ノーベル経済学賞受賞者である米コ ロンビア大学のジョゼフ・スティグリッツ教授は、ギリシャの財政赤 字縮小計画で同国はデフォルト(債務不履行)に陥るのを免れるだろ うと述べ、あらためて欧州連合(EU)にギリシャを金融市場の「投 機的な攻撃」から守るよう訴えた。

スティグリッツ教授は9日、ブルームバーグテレビジョンのイン タビューで、「ギリシャが取った包括的なアプローチに大変感心してい る。明らかにデフォルトのリスクはない。確信を持ってそう言える」 と語った。

ギリシャのパパコンスタンティヌ財務相は8日、EUの中で最大 規模の財政赤字を削減するのに苦慮しているが、外部に支援を要請す ることはできないと語った。ギリシャは財政赤字をEU基準以下に抑 えることは可能だと述べているが、金融市場からの信頼を得るのは難 しい。EUの基準では、財政赤字の上限は対国内生産(GDP)比で 3%となっている。

スティグリッツ教授は、ギリシャが金融市場からの「投機的な攻 撃」の対象になれば「現実的な問題」をもたらすと指摘。「金利が上昇 すれば、利払い分が増え赤字が拡大する。それが信頼感を損ねる悪循 環を引き起こすことになるからだ」と説明した。

原題:Stiglitz Sees No Greek Default as ‘Speculative Attacks’ Persist

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