戦略相:年度末の経済・市場の見極め必要-財政の数値目標

仙谷由人国家戦略相は9日夜の閣 議後会見で、政府が6月ごろまでに示す「中期財政フレーム」などに 財政規律の数値基準を盛り込むかどうかについて、年度末の経済、市 場動向を慎重に見た上で判断すべきだとの考えを示した。

仙谷戦略相は、「中期財政」や「財政運営戦略」の必要性を強調 する一方、「そのための基本的な軸を定める際、日本の場合、年度末 を越すところを慎重に、経済や雇用の動向をみないといけない。軽々 に今から、論理的な推論で話をするのはまずい」と語った。

同相はさらに「為替、国債、株式を含めて動向をみていきたい」 とし、日本の状況が変化しなくても「エマージング(新興国)と先進 国のマーケットの予測が付きがたい」と指摘。先のダボス会議では、 景気回復路線という楽観的な話が出ていたとしながらも、「先週の欧 州各国の動きはそうでない。弱いところに相当不均衡の矛盾が出てい る。この動向も見極めないといけない」と述べ、ギリシャなどの財政 悪化問題も注意していく姿勢を示した。

また、小沢一郎民主党幹事長の資金管理団体収支報告書の虚偽記 載事件で起訴された衆院議員石川知裕被告の進退に関し、「離党とい うのもあるのではないか」と述べ、「私なら、そうするだろう。最低 でも」との考えを示した。

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