アジア株:もみ合い、ギリシャ問題に対する安心感広がる-公益株安い

9日のアジア株式相場はもみ合い。 ギリシャが財政赤字の削減に取り組む上で、欧州諸国が支援するとの 観測から、テクノロジーやエネルギーなど高リスク銘柄を購入する動 きが広がった。製薬株と公益株は値下がりした。

台湾最大の液晶表示装置(LCD)メーカー、友達光電(AUオ プトロニクス)と世界2位のノート型パソコンメーカーの広達電脳は ともに3%余り上昇。両社とも1月の売上高が増加し、好感された。 中国最大の海洋資源会社、中国海洋石油(Cnooc)は3%高。南 シナ海で開発を手掛けるカナダの提携企業ハスキー・エナジーのガス 田発見が材料視された。武田薬品工業は値下がり。フィリピンの配電 大手マニラ・エレクトリック(メラルコ)は3.7%下落し、不況抵抗 型銘柄の下げを主導した。オーストラリア最大の投資銀行、マッコー リー・グループは6.1%安。2009年10月-10年3月(下期)の利益 見通しが一部投資家の失望を招いた。

MSCIアジア太平洋指数は、日本時間午後3時49分現在、前日 比0.1%高の114.34。上昇銘柄と下落銘柄はほぼ1対1。日経平均株 価は前日比18円92銭(0.2%)安の9932円90銭で取引を終えた。

新韓BNPパリバ・アセット・マネジメントのファンドマネジャ ー、チュ・ムンソン氏(ソウル在勤)は「ギリシャが最悪のシナリオ を回避するという信頼感が強まっている」と指摘。「投資家は割安とな っている銘柄に目を向けているようだ」と語った。

-- With reporting by Anna Kitanaka in Tokyo. Editors: Darren Boey,Sam Waite

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