フォードと浙江吉利、春節前ボルボ売却締結の公算小-関係者

自動車メーカーの米フォード・モ ーターと中国の浙江吉利控股集団が、フォードのボルボ部門売却に 関する契約締結を2月14日の春節(旧正月)開始までに済ませる 公算は小さいことが、交渉に詳しい関係者3人の話で明らかになっ た。

交渉が非公開であることを理由に、そのうちの1人が匿名を条 件に語ったところによると、資金面と調印文書の詳細をめぐって交 渉は暗礁に乗り上げた。別の関係者1人は、フォードのルイス・ブ ース最高財務責任者(CFO)は先週末、調印のためにロンドンを 訪れることなく、現在は10日の取締役会の準備にかかりきりにな っていると述べた。

両社は依然として3月31日までに調印し、6月30日までに完 了する見通しを立てていると、関係者らは指摘する。しかし一部で は以前、両社は春節前の調印を目指していたとの指摘もあった。関 係者らは、浙江吉利はボルボを約20億ドル(約1790億円)で買 収する見込みで、フォードが1999年に取得した際は65億ドルだ ったと指摘した。

関係者1人によると、両社はフォードがいつまでボルボにエン ジンその他の部品を供給するか詳細を詰めている。

浙江吉利の広報担当、ティム・バート氏(ロンドン在勤)は 「買収に向けたプロセスは依然として順調で、引き続き2010年1 -3月(第1四半期)末までに調印を終える意向だ」と発言。フォ ードの広報担当、マーク・トルビー氏は「第1四半期に明確な合意 文書に調印し、4-6月(第2四半期)末までに売却手続きを完了 することが目標だ」と語った。

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