豪中銀総裁:過度の低金利の長期間維持はバブル発生促す恐れ

オーストラリア準備銀行(RBA、 中央銀行)のスティーブンス総裁は9日、政策金利をあまりにも長期 間、過度の低水準に据え置いた場合、資産バブルと与信の急増を阻止 しようとする政策当局者の努力が無駄になる恐れがあるとの見解を明 らかにした。RBAの50周年記念シンポジウムでの講演で語った。

スティーブンス総裁は各国中銀総裁が参加した同シンポジウムで の講演で、「根本的な原因が低過ぎる金利にあるとしたら、銀行の総資 産抑制を図る規制で問題に対処する努力の効果は長く続かないことを 過去の経験が示している」と述べた。同総裁は共著論文でも同じ指摘 をしている。

同総裁はまた、資産バブルの崩壊直前に金融政策でバブル抑制を 図れば、その後の景気の落ち込みを一段と悪化させる公算があると分 析した。この日のシンポジウムには米サンフランシスコ連銀のイエレ ン総裁や中国人民銀行(中央銀行)の周小川総裁を含む各国の政策当 局者が参加して、世界的な金融危機から学んだ教訓について話し合う。

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