藤森工株3カ月高値、生産効率改善で9カ月営業益は通期計画上回る

容器や包装材などを製造する藤森工 業株が急反発。生産性向上やコスト削減効果で2009年4-12月期(9 カ月累計決算)の連結営業損益は前年同期に比べ大幅な黒字に転換、 通期計画値をすでに上回った。業況の好転ぶりに据え置かれた通期予 想は増額修正されるとの期待が強く、一時前日比7.8%高の1370円 2009年11月6日以来、3カ月ぶりの高値まで買われた。

同社が8日に発表した9カ月累計決算によると、本業のもうけを 示す連結営業損益は30億円の黒字に転換。前年同期は2億円の赤字だ った。グループ全体で生産効率を改善したほか、減価償却費減少、人 件費などのコスト削減に努めたことが奏功した。

ブルームバーグ・ニュースが算出した第3四半期(09年10-12 月期)の連結営業利益は14億円。第2四半期(7-9月期)の8億円 から大幅に改善している。会社側では、10年3月通期は29億円の黒 字を見込むが、第3四半期までですでにこの水準を達成した。

モーニングスター調査分析部・株式分析室の藤井知明マネジャー は、「今回の決算はポジティブサプライズ。利益は着実に積み上がって きており、今期業績の上振れ期待は強い」と指摘した。

--取材協力:林 純子 Editor:Tetsuzo Ushiroyama、Shintaro Inkyo

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