ベトナム:総額560億ドルの高速鉄道で日本のグループ起用へ

東南アジア初の高速鉄道の整備を 計画しているベトナムは、総額560億ドル(約5兆円)のプロジェ クトの主な契約者として、日本の企業グループを選択する見通しだ。 同国は経済成長を支えるため、インフラ向け支出を拡大している。

高速鉄道はハノイとホーチミン間の1555キロメートルを結ぶ 計画。国営ベトナム鉄道のグエン・フー・バン会長兼最高経営責任 者(CEO)は8日のインタビューで、「国土が狭く、人口が多い 上に海岸線が長いというように、地理的条件が日本に似ている」点 を挙げ、日本の技術を支持していると述べた。

ベトナム政府は、約1年以内に主な契約者を指名する予定だ。 過去10年の平均成長率は年7.3%で、フランス植民地時代の鉄道 では拡大する経済への対応が難しくなってきているため、同国政府 は全面的に見直しを行っている。住友商事と三菱重工業が率いるグ ループと、伊藤忠商事と川崎重工業などで構成するグループが指名 を争っている。

バン会長兼CEOによれば、高速鉄道は2012年に着工し、20 年までに一部区間で営業を開始する計画。建設資金は、海外からの 開発援助とベトナム政府の予算、官民のパートナーシップを合わせ た形で賄われるとの見通しを示した。

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