【テクニカル分析】ユーロの対ドル相場、デッドクロス形成で一段安へ

岡三証券の債券・通貨ディーラー、 相馬勉氏(東京在勤)は、ユーロの対ドル相場について、チャート上 でいわゆるデッドクロスが形成されれば1年3カ月ぶりの安値に向け て下落する可能性があるとみている。

ユーロの50日移動平均線(現在1.4324ドル)が、200日移動平 均線(同1.4351ドル)を下回ると、デッドクロスのパターンが形成さ れる。最後にこのデッドクロスが形成された2008年には、ユーロは9 月10日の1.3998ドルから10月28日には1.2330ドルと、2カ月弱で

11.9%値下がりした。

相馬氏はブルームバーグ・ニュースの取材に対し、ユーロ・ドル 相場でデッドクロスが形成されることは珍しく、重大な意味があり、 長期的な弱気トレンドを示唆していると指摘。08年10月に付けた安 値が目標になるだろうと予想した。

日本時間午前9時28分現在、ユーロは1ユーロ=1.3662ドル。 前日のニューヨーク市場では1.3649ドルだった。今月5日には、昨年 5月20日以来の安値となる1.3586ドルを付けた。対ドルでの年初来 下落率は4.6%。

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