ヒロセ電株が反発、販管費抑制で第3四半期増益-自動車向け底上げ

電子部品大手ヒロセ電機の株価が一 時、前日比2.9%高の9310円と反発。8日公表の第3四半期(2009 年10-12月)決算は前四半期(7-9月)比で増収増益を確保、販 売管理費が抑制できていることが確認できた。好業績を評価する買いが 優勢となっている。

10-12月期の連結営業利益は前四半期比7%増の60億円となり、 営業利益率も27.1%と前四半期の25.4%から改善した。JPモルガ ン証券の佐藤昌司シニアアナリストは9日付の投資家向けメモで、第3 四半期が営業増益となった背景について、「売上原価と販管費が各2億 円減少したため」と紹介、「値下げ圧力が強まっても、前四半期比で増 益確保は見事」と指摘した。

ヒロセ電執行役員管理本部副本部長の福本広志氏は、足元で自動車 産業の生産が回復していることを説明、「自動車向けの製品群が底上げ しているうえ、産業機械向けも堅調」と言う。一方、デジタル家電や携 帯電話などのエレクトロニクス関連製品の売り上げは前四半期比マイナ スで推移しているが、「季節変動の範囲内」と福本氏は述べていた。

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