米ジャンク債デフォルト率、2010年は2%に低下へ-JPモルガン

米国のジャンク(高リスク・高 利回り)債のデフォルト(債務不履行)率は2010年に2%に低 下する見通しだ。ジャンク債への需要を受けて企業への資金流入 が続くため。米銀JPモルガン・チェースが指摘した。

JPモルガンの信用ストラテジストらは、ジャンク債の年間 のデフォルト率予想を従来の4%から下方修正した。大幅に値下 がりした水準で取引されている債券は51億ドルと、1年前の約 2000億ドルから急減した。

ストラテジストのピーター・アクシアバティ氏らは5日付リ ポートで、「資金調達能力や契約の撤回、償還期限延期の動向を みると、今年予想されるデフォルトが減少した」と分析した。ま た、景気が改善しつつあり、低金利で高利回り債への需要が高ま っている状況のなかで、昨年の好調さを促した材料が持続してお り、いくつかの面でさらに勢いを得ていると指摘した。

一方、同行は法人向け融資のデフォルト率予想は4%を維持 した。この7カ月間のデフォルト率は債券より融資の方が高いと し、与信先には中小企業がより多く含まれているためだと説明し た。

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