Uアローズ株が大幅安、通期業績予想据え置きで失望-成長戦略見極め

衣料品専門店を展開するユナイテッ ドアローズの株価が前日比6.3%安の930円まで下げ、2009年11月 24日(6.7%安)以来、約2カ月半ぶりの日中下落率を記録した。8 日公表の9カ月累計決算は粗利益率が改善するなど良好だったが、通期 業績予想の増額修正が見送られ、失望する向きから売りが出たようだ。

09年4-12月期の連結営業利益は前年同期比28%増の54億円 となり、通期予想の44億7800万円を既に上回った。既存店売上高は 会社計画を若干下回ったが、アウトレット店の品ぞろえ拡充などで粗利 益率が53.1%と、前年同期より0.2ポイント改善した。

UBS証券の守屋のぞみアナリストは8日付の投資家向けリポート で、「会社予算を上回る進ちょくとみられるが、通期ガイダンスは保守 的に据え置かれた」と報告、同証券は10年3月通期の連結営業利益を 57億円、11年3月期を62億円と見込む。

守屋氏は「新規出店や在庫投資の加速といった成長戦略は進んでな く、消費環境の底入れを生かして高成長につなげられるかは不透明」と 指摘、成長戦略への転換を待つべきだとしている。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE