中国不動産株の下落は上海総合指数の一段安を示唆-テクニカル分析

中国株の指標、上海総合指数はさ らに8.6%下落し、今年これまでの下落率がほぼ倍に達する可能性 があるとWJBキャピタル・グループはみている。不動産株の指数 が9カ月ぶり低水準を付けたためという。

34銘柄で構成する同不動産株指数は昨年11月23日に付けた3 カ月ぶり高水準から23%下落。景気過熱を抑えようと中国政府が 進める融資抑制策が影響した。同期間に上海総合指数は12%下落。 ブルームバーグのデータによると、両指数の120日間の相関係数は 8日に0.87と、ほぼ7年間で最高水準に達した。同係数は1で 100%連動を意味する。

WJBの主任テクニカルストラテジスト、ジョン・ローク氏によ ると、不動産株指数は先月、昨年9月の安値を下回ったため、上海 総合指数も同月の終値ベースでの最安値を下回る可能性がある。こ れは8日終値からの8.6%下落を意味する。総合指数は年初から 10%下げている。

ローク氏はインタビューで「不動産株指数の下げは、中国の成長 に対する自信が失われつつあることを示唆している」と語った。

また、バンク・オブ・アメリカ(BOA)のチーフ世界株式スト ラテジスト、マイケル・ハートネット氏の昨年10月のリポートに よると、不動産株指数は世界の株式相場を占うのに「非常に優れた」 指標。上海総合指数が最高値を更新した1カ月前の2007年9月に、 不動産株指数は過去最高の8165.36を記録している。

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