CITグループ:米財務省の持ち分が無価値に-不確定価額受領権失効

米商業金融会社CITグループは、 同社の再建計画に基づいて米財務省などの債権者に付与した不確定 価額受領権(CVR)が失効して無価値になったと発表した。この 結果、同社に公的資金23億ドル(約2060億円)を投じた財務省が 確保していた最後の持ち分が失われた。

CITの8日の発表資料によれば、再建計画の一環で同社の優 先株保有者と債権者に付与されたCVRは、同日の期限までに権利 行使の条件を満たさなかったことで失効した。

同社は7日、元メリルリンチ最高経営責任者(CEO)のジョ ン・セイン氏(54)をCEOに指名した。同社は2008年、問題資 産購入計画(TARP)を通じて受け取った23億ドルと引き換えに、 米政府に優先株とワラントを譲渡。しかし昨年の破たんに伴いこれ らは価値を失い、CVRに置き換えられていた。

原題:CIT Says Treasury No Longer Holds Stake in Commercial

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