【テクニカル分析】原油200日移動平均、5日に割り込み再び上回る

原油相場は2008年9月以降で初め て200日移動平均線を下回ったが、再び上回った。

200日移動平均線を下回ったのは5日で、ニューヨーク原油先物相 場は7週間ぶりの安値に沈んだ。前回下回ったのは金融危機が世界の市 場を襲った08年9月。その後、09年5月までは200日移動平均線を 割り込んだままだった。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)で取引 されるウエスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物全限 月の5日の出来高は取引が開始された1983年以降で2番目の高水準だ った。

ただ、5日は200日移動平均線を一時割り込んだが、結局上回って 引けた。コメルツ銀行のテクニカルアナリスト、カレン・ジョーンズ 氏はインタビューで「200日移動平均線に乗っているが、引け値では下 回っていない。修正の反発が入っても売られそうだ」と述べた。

5日のWTI全限月の出来高は104万5000枚で、過去最高だった 08年6月6日の109万枚に次いで多かった。この間、出来高が100万 枚を超えたのは09年2月、12月の2回しかない。

5日の期近限月は2.7%安の71.19ドルで引けた。終値としては 昨年12月15日以来の安値。トレーダーらは、出来高が高水準の日の 取引が相場の方向性をより強く示唆するとみることが多い。

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