ECB総裁:豪州出発を1日繰り上げ-EU首脳会議出席で

オーストラリアを訪問中の欧州中央 銀行(ECB)のトリシェ総裁は、欧州連合(EU)首脳会議に出席 するため、予定を1日繰り上げて9日にシドニーを離れる。ECBの レジナ・シューラー報道官が明らかにした。

トリシェ総裁はオーストラリア準備銀行(RBA、中央銀行)の 50周年記念シンポジウム出席のため、シドニーを訪れていた。シュー ラー報道官はトリシェ総裁の日程繰り上げについて、航空機の乗り継 ぎを良くするためだと説明し、それ以上のコメントは避けた。

首脳会議は、高齢化と中国の台頭に直面するEUの競争力強化を 図る経済10カ年計画の土台づくりのために招集されたものだが、ギリ シャの財政問題が会議の行方に影を落としかねない情勢だ。EU当局 は、財政赤字削減が難航するギリシャの信認の立て直し図るよう求め る投資家の圧力にさらされている。

ギリシャやポルトガル、スペインの信用力をめぐる懸念が高まる 中、ユーロは対ドルで年初来4.6%下落している。日本時間9日午前 9時10分現在は1ユーロ=1.3663ドル。前日のニューヨーク市場で は1.3649ドルだった。

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