イラン:ペルシャ湾でタンカー滞船-OPEC総会前に原油価格下落で

石油輸出国機構(OPEC)第2位 の産油国イランは、OPEC総会を約5週間後に控え原油価格が下落 しているため、超大型タンカー少なくとも3隻をペルシャ湾に滞船させ ている。船舶追跡データで明らかになった。

AISライブが集計したデータによると、米ニューヨークのクライ スラービルよりも大きいタンカーが少なくとも4週間滞船している。タ ンカー(積載能力200万バレル)は水深からみて原油を積載している。 一部積載か空のタンカーが2隻滞船しているとみられるため、貯蔵原油 量は増える可能性がある。

OPECは3月17日にウィーンで総会を開く。OPECの月間産 油量は過去10カ月で8回増加している。イランは2年前、石油精製会 社の購入が減少した際、原油を貯蔵するため最大14隻のタンカーを使 用した。

ペトロマトリックスのマネジング・ディレクター、オリバー・ジェ イコブ氏(スイスのツーク在勤)は電話インタビューで「イラン原油の 大口購入国である日本の需要が減少する時期に入りつつある。イランか トレーダーが洋上に原油を貯蔵しているときには余剰感がさらに募る」 と指摘した。

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