ブラジル株:反発、商品相場上昇で資源株高い-レアルも堅調

8日のブラジル株式相場は4営業 日ぶりに上昇した。商品相場の値上がりで資源株が総じて高くなっ たほか、景気回復による旅行需要の拡大期待で航空会社株が堅調。

金属価格の4営業日ぶりの上昇を追い風に、鉄鉱石生産で世界 最大手のヴァーレが買われた。ブラジル最大の航空会社TAM航空 も高い。国際航空運送協会(IATA)は1月の航空業界景況感調 査で「著しい改善」が見られたと発表した。ガフィーザを中心に住 宅建設株も上昇した。資産家のサム・ゼル氏は、中南米最大の経済 規模を持つブラジルで機会をつかむため、ガフィーザへの出資を拡 大する可能性があるとの報道が手掛かり。

ボベスパ指数は前週末比0.6%高の63153.09。1月6日に付け た1年7カ月ぶりの高値からの下落率は11%未満に縮小した。同 指数構成銘柄のうち値上がりは43銘柄、値下がりは20銘柄。BM &Fボベスパ小型株指数は同1.1%高の1103.72。欧州の一部の国 の財政悪化懸念が世界的な景気回復を遅らせるとの懸念が強まり、 ボベスパ指数は先週、過去1カ月の下落率が10%を超え、いわゆ る「調整局面」に入った。

アドインベスト・コンスルトリアのパートナー、ジュリオ・マ ルチンズ氏は「調整入りはしたものの、今年の傾向は上向きだ」と 述べ、「経済のファンダメンタルズ(基礎的諸条件)はそのままに もかかわらず、住宅建設会社などの業界は最近大きく売られ過ぎた」 と指摘した。

通貨レアルは0.2%高の1ドル=1.8755レアル。商品価格の上 昇が輸出業者の外貨収入を支えるとの見方が強まった。

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