小沢氏:「幹事長辞めるべき」多数は報道が原因、再度世論調査を

民主党の小沢一郎幹事長は8日夕、 党本部での定例記者会見で、元秘書らの起訴を受けて幹事長辞任を 求める意見が多数を占めたマスコミ各社の世論調査は自らの疑惑を 指摘してきた報道が原因との認識を示した。その上で、今度はマス コミが潔白報道を行ったあと再度世論調査をすべきだと主張した。

東京地検が同党衆院議員の石川知裕被告(36)=北海道11区= ら小沢氏の秘書経験者3人を資金管理団体「陸山会」の土地購入を めぐる政治資金規正法違反事件で起訴したのは4日。

小沢氏本人は「嫌疑不十分」との理由で不起訴となったものの、 共同通信が6日公表した全国電話世論調査(5、6両日実施)で小 沢氏は「幹事長を辞めるべきだ」と答えた人が72.7%と7割を超え るなど、マスコミ各社の世論調査は小沢氏にとって厳しい結果が出 ている。

これに対し、小沢氏は「ここ1カ月以上にわたって小沢一郎は 水谷建設はじめ、その他のところからも、不正なカネを受け取って いる、けしからん人物であると、というたぐいの報道がずっと続い た。そしてその後の世論調査だ」と述べ、幹事長辞任を求める意見 が多い原因は報道にあるとの認識を強調した。

東京地検が自身を不起訴としたことで「そのような不正がなか ったということが結果として、明らかになった」と説明。その上で、 「わたしの願いとしては、小沢一郎は不正な献金は受け取っていな かったと、潔白だったという報道を同じように続けてもらって。そ の後に世論調査をしてもらえば、その時にコメントする」と語った。

また、小沢氏は会見で、2日に米国のキャンベル国務次官補と 会談した際、4月下旬から5月上旬にかけての大型連休中にも民主 党として訪米団を派遣するよう要請を受けたことを明らかにした。

ただ、小沢氏はキャンベル氏に対し、訪米の前提条件として「党 と党といっても大統領にもそれなりの時間をとっていただかないと 困る」と述べ、オバマ米大統領と会談する時間を十分に取るよう求 めたことを明らかにした。

一方、小沢氏は同日昼、首相官邸に鳩山由紀夫首相を訪問し、 幹事長続投を確認するとともに、夏の参院選についても意見交換し た。首相は同日夕、官邸で記者団に対し、会談内容を紹介した。

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