アジア株:続落、企業決算や欧州の財政赤字問題を嫌気-電機株安い

8日のアジア株式相場は下落。電機 メーカーが赤字を計上したほか、欧州の財務相らが域内各国の財政赤 字削減で具体策を示さなかったことが嫌気され、MSCIアジア太平 洋指数は1月高値からの下げが10%に達した。

パナソニックとカシオ計算機が安い。ケーブルテレビ(CATV) 国内最大手、ジュピターテレコム(JCOM)も値下がり。KDDI が同社への出資比率の引き下げを検討していることが悪材料となって いる。台湾の携帯電話メーカー、宏達国際電子(HTC)は6.7%安。 同社がスマートフォン(多機能携帯端末)の価格を最大40%引き下げ るとの台湾紙、経済日報の報道が材料視された。

MSCIアジア太平洋指数は、日本時間午後3時18分現在、前 週末比0.6%安の114.03。上昇銘柄と下落銘柄の割合は1対2。同 指数は先月15日に付けた1年5カ月ぶり高値から10%下げ、「調整局 面」入りした。日経平均株価は前週末比105円27銭(1.1%)安の 9951円82銭で取引を終えた。

約900億ドルを運用するAMPキャピタル・インベスターズのス トラテジスト、ネーダー・ナエイミ氏(シドニー在勤)は「現在の調 整はさらに進む公算が大きいが、私は引き続き、最近の売りは一時的 なものだと考えている」として、「この数週間の不安材料にもかかわら ず、世界的な景気回復は続いている」と指摘した。

-- Editors: Nicolas Johnson, Sam Waite

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