インドの今年3月期の成長率は7.2%に-07年以来初の加速

インドの今年の経済成長率は 2007年以来初めて加速する見込みで、ムカジー財務相には財政刺 激策を解除する余地が生じる可能性がある。

インド中央統計機構(CSO)の8日発表によると、同国の10 年3月期の国内総生産(GDP)伸び率は前年比7.2%となり、前 年の6.7%を上回る見通しだ。ブルームバーグ・ニュースがまとめ たエコノミスト15人の予想中央値は7%だった。

ムカジー財務相はインフレ抑制に向けて、26日発表する予算案 で物品税とサービス税の税率を引き上げるよう、インド準備銀行 (RBI、中央銀行)から圧力を受けている。一方で家電メーカー のビデオコン・インダストリーズなどの企業は、インドの景気回復 には「不透明感がある」として税優遇措置の撤廃に反対しており、 同財務相の難しいかじ取りを迫られている。

ビデオコンのV・ドュート会長は今回の見通し発表前に、「時期 尚早な支援解除はインドの成長の行方に打撃を与えかねない」とし て、「政府は非常に慎重な道を歩む必要がある」と語った。

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